中学時代ブログが先生に見つかった話

こんばんは、ジユルです。

さて今日は中学時代のちょっと苦い思い出をお話します。

皆さんがブログを初めて開設したのはいつですか?

私はここ最近30歳になった節目としてブログを始めたのですが、中学時代1年ほど(記憶は曖昧ですが)一生懸命ブログをやっていた時期があります。

当時(平成17,8年頃でしょうか)私たち中高生の間で、

「ヤプログ!」というレンタルブログサービスが流行していました。

(2001年にサービス開始、2020年にサービスは終了しています)

自分で好きなようにデザインもできるし、あのサービス最高でしたよね・・・

14,5歳でHTMLとか使いこなしてました!今できないのに!笑

中学生ながらめちゃくちゃおしゃれなデザインだったと自負しております。

(サービスが終わってるのでもう見れないのが残念)

中学生でしたので携帯は持っていなかったのですが、父の仕事の影響で小学生の頃からパソコンに触れることも多く、家族所有のパソコンでブログを始めました。

同じ部活のメンバーでブログを始めている子も数人おり、お互いのページを教え合って、更新されればもちろんコメントをし、とても楽しくブログライフを送っていました。

今日は部活の打ち上げでみんなで焼き肉をしました。だの、コンクールに向けて練習頑張りますだの。

(それに対して「がんばろうね!」とコメントするみたいなカワイイやつです)

そんなある日、

先生たち(当時の担任教師、学年主任、部活の顧問)に視聴覚室に呼ばれました。

何事かと思いきや、周りを見渡せばブログをやっている友達ばかり。

誰も悪いことしていないのにわざわざカーテンの閉め切った視聴覚室に呼ぶ、なんか面白いですよね。

当時はネットリテラシーの教育がなされておらず、先生たちもどうしたらいいか分からなかった時代だったと思いますので

その橋がけとして、大きな問題として取り上げられてしまったのだと思います。

そのあと一人一人相談室のようなところで個人面談でした。

・ブログをやっていて傷つけられたことはないか

・間違った使い方をしている人はいないかの聞き込み

・この人のブログはどう思うか

など聞かれた記憶があります。

私が一番びっくりしたのが、全員のブログを印刷して資料として先生達が持っていたことです。

そして私に対してその先生が特定の子のブログの記事を見せてきました。

そこには同級生の子のブログ。よく見ているブログでした。

内容は部活の後輩のこと。後輩が本当に面白いんですと書いてあるだけの記事です。

その記事の投稿者と書かれている後輩ちゃんはとても仲が良いことを私たちは知っているので

これがなんですか?て感じだったのですが・・・

本当に面白い!不思議ちゃんすぎる!などの言葉に蛍光ペンで線が引かれていたのです。

「これは悪口だと思わないか?」と言われました。

はっ??????

て感じでした(笑)

その言葉だけだとそう思うことも無きにしも非ずですが

その前後の文章はどう考えてもかわいがっている後輩に対して言っている

決して悪意の無い文章だったんです。

そんなことが読み取れない大人に私は開いた口が塞がらなかったです。

結局この問題は数日続き、部活も停止。

私たちのブログを読んだことのない部活のメンバーたちはまるで私たちを犯罪者かのように見ていたのを覚えています。

そのあともちろん私たちはブログを閉鎖(もったいないのでその後も削除はできませんでした。)

そのブログを通して普段コミュニケーションをとることがなかった子とも話すこともできたし、知らない一面を知ることもできたし。

結構大切な場所だったんです。

悪い思い出なんて一つも無かったんです!あの日までは!笑

なんだかせつない終わり方だったなと思います。

今でも言えるのは誰一人として、人の悪口、学校生活の不満、個人情報を書いてる子も、

写真などを載せてる子もいなかったし、なぜあそこまで大事になったのかが不思議でたまりません・・・

確かにネット教育はとても大切だと思います。あの出来事が不必要だったとも思っていません。

しかしあのやり方で少なくとも傷ついてしまった子はいるし、プライベートを侵害された子もいました。

それからも「ブログ」ってワードを目にするたび、この出来事を思い出していました。

まぁ、今こうやってまたブログ楽しんでるんですけどね。

あの時の先生たち、覚えてる~?

まぁ本気で向き合ってくれたと思って今は感謝しています!

なんて言うわけないです!

end.

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